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ピアノの発展①

ピアノの正式名称はピアノフォルテ、これは強い音と弱い音を弾き分けることができる、ピアノの発展史の中で最初の大きな出来事でした。


ピアノの前身はチェンバロ(ハープシコード)で、ルネッサンスか時代らバロック時代まで広く演奏されていましたが、弦を爪で引っ掻くという単純な構造もので、強弱は殆んど付けられませんでした。


約300年前の18世紀初め、強弱が付けられるチェンバロとして発明、製作され、その後何度も改良が進む事になります。

ハンマーが弦を打つ仕組みへと変わったことで、ピアノは以後、急激に変化を遂げていきます。

因みにこの時代、バイオリンなどの弦楽器は既に現代の形が完成している事を思えば、現代のピアノの歴史はまだまだ浅いほうと言えるかも知れません。



ベートーベン(1770―1827)の生きていた頃は、既に産業革命期であり、ピアノにも金属性のフレームが使われるようになり、より大きな音が出せるよう、より幅広い音域が使えるよう頻繁に改良が進み、それに合わせて、作曲家も新しいスタイルの曲を次々と書いていきました。

   


もしバッハが、モーツアルトが、ベートーベンが、今の時代にタイムスリップしたら、こんなに豊かな音色で、自分の作品が弾かれている事にびっくり仰天し、おおいに感激することでしょうね。


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